絵画的なアクション

ステップ 1: アクションをインストールする

1.  Photoshop のアクションパネルを開きます (ウィンドウ > アクション)。パネルの右上隅にあるメニュー アイコンをクリックし、[アクションのロード] を選択して、ハード ドライブから Painterly – Action ファイルを選択します。

ステップ 2: イメージを準備する

1. ブラシ ツールを選択し、ブラシ設定パネルを開きます (ウィンドウ > ブラシ設定)。このパネルのメニュー アイコン (右上隅) を選択し、[すべてのロックされた設定をリセット] を選択します。次に、ツールバーからアート ヒストリー ブラシ ツール (ツールバーでグループ化されているヒストリー ブラシ ツールではありません) を選択し、ブラシ設定パネルでこのツールの設定をリセットします。

3. CC 2018 より前のバージョンの Photoshop の場合: Photoshop の最新バージョン (CC 2018、CC 2019、および CC 2020) では、次のオプションを確認する必要はありません。ただし、以前のバージョンを使用している場合は、次の設定も確認してください。 

ブラシ ツールを選択し、上部のオプション バーでパラメータが次のようになっていることを確認します。

• モードは通常に設定されています。
• Opacity と Flow は両方とも 100% に設定されています
• [常にサイズに圧力を使用] オプションはオフになっています。
  

アート ヒストリー ブラシを選択し、上部のオプション バーでパラメーターが次のようになっていることを確認します。

• モードは通常に設定されています。
• 不透明度は 100% に設定されています。
• スタイルは描点に設定されています。
• 面積、公差、および角度はゼロに設定されます。
• [常に不透明度に圧力を使用] と [サイズに常に圧力を使用] は両方ともオフに設定されています。    

ステップ 3: アクションを実行する

1. 効果を適用する前に、ファイルに画像が含まれているレイヤーだけが含まれていることを確認してください。 アクションパネルを開き、PAINTERLY アクションを選択して、再生アイコンをクリックします。再生時間は、いくつかの要因によって異なります。 3,000 ピクセルの画像の場合、約 2 分かかります。

再生が終了すると、「Render Completed」というメッセージが表示されます。 [続行] をクリックします メッセージを閉じます。

2. Painterly の内部 – OUTPUT グループ、いくつかのサブグループとレイヤーがあります。

各グループの機能を確認するには、上から順に非表示にします。

レイヤーの構造は理解しやすいです。ベース (Paint Base) があり、その上に 4 つのグループのストロークがあり、上に向かってますます詳細になります。グループ Paint FX は、これらのペイントされたレイヤーの上にいくつかのテクスチャを適用します。 Borders は、名前が示すように、未完成の絵をシミュレートする境界線を作成します。 Post FX は、色補正の最終的なタッチを提供します。

ステップ 4: 画像をカスタマイズする

1. 詳細の表示は通常、カスタマイズを開始するのに最適なレイヤーです。再生後、このレイヤーのマスク チャンネルが、Painterly – Basic Brush とともにデフォルトで選択されます。

ペイント中にマスク チャネルが選択されていることを確認します。このレイヤーはスマート オブジェクトであり、直接ペイントしようとするとエラー メッセージが表示されます。このエラー メッセージが表示された場合は、[OK] をクリックし、マスク チャネルを選択して、ペイントを続行します。

2. Paint Base レイヤはベースとしてのみ使用され、そのまま使用できます。

3. ラージ、ミディアム、スモール ストローク グループの構造は同じです。それぞれにいくつかのブラシ ストロークが含まれており、上部には厚さレイヤーがあります。 [中] グループと [小] グループの一部のストローク レイヤーまたはセット全体を非表示にして、ペイントされた効果を詳細ではなく、より抽象的に見せることができます。

3 つの厚さのレイヤーについては、不透明度を変更して可視性を制御します。非常に強い厚み効果を作成するには、これらのレイヤーの 1 つを選択して ctrl-J または command-J を押して複製することもできます。オーバーレイの同じカテゴリ (ソフト ライト、ハード ライト、リニア ライト) の他の描画モードも試してみてください。

4. [追加のストローク] グループには、オプションのストロークの 3 つのセットが含まれています。それらを個別に表示して画像にどのように影響するかを確認し、お気に入りの組み合わせを選択してください。他の描画モードや異なる不透明度の設定でも試してみてください。

5. Paint FX グループを開いて最初に気付くのは、その中のすべてのレイヤー スタイルが展開されていることです。グループをすばやく整理するには、Alt キーまたはオプション キー (Mac の場合) を押したままグループを閉じます。キーを放します。グループを再度開くと、内部のすべてのレイヤーが整理されます。このグループの詳細については、ビデオをご覧ください (またはアクション ダウンロード フォルダー内のガイドをお読みください)。

6.ボーダーズ グループには、未完成の絵をシミュレートする 5 つの境界線が含まれています。上から、Border 1 が最も薄く、Border 5 が最も太いです。絵全体を表示したい場合は、このグループを非表示にします。

画像に適した特定の境界線の組み合わせがあるが、それが表示されるべき領域を覆っている場合は、[境界線] グループのマスク チャネルを選択し、境界線の削除したい部分を黒でペイントします。 このプロセスには、3 つの手動ブラシのいずれかを使用できます。これらは、Painterly ブラシ セットの最初の 1 つです。

また、Borders グループには 2 つのレイヤー スタイルがあり、Bevel & Emboss は塗装領域全体に厚み効果を追加し、Color Overlay はデフォルトで非表示になっていることに注意してください。カラー オーバーレイを有効にして、キャンバスの領域を色付けすることができます。このレイヤー スタイルをダブルクリックして、色を変更します。

7. Post FX グループのレイヤーは、画像に最終的なタッチを追加します。

スポットライトは、光とビネット効果の両方を作成します。 opacity パラメータを変更して強度を制御します。このレイヤーは、グラデーション塗りつぶしを使用して作成されています。サムネイルをダブルクリックしてプロパティを編集します。グラデーション塗りつぶしパネルから、スポットライトをキャンバス上でドラッグして、スポットライトの位置を変更できます。

レイヤーのコントラストの不透明度を変更して、最終的な効果のコントラストを増減します。

レイヤー レベルと色相/彩度は、サムネイルをダブルクリックして編集できる 2 つの簡単な調整レイヤーです。

最後の 2 つのレイヤー Color Tint と Color Tone をそれぞれ使用して、最終的な効果に色合いまたはトーンを追加できます。サムネイルをダブルクリックして色を変更し、必要に応じて不透明度を使用してトーンを下げます。